BGMに『プリティ・ウーマン』が盛大に流れる中、主賓ジョージ朝倉入場! |
![]() 主賓を背後から狙う卑怯者・ブラックめがね小林! |
森田先生、荒木先生、荒木先生の奥様の、まんがセレ部お三方よりお祝いの言葉が述べられ、さっそく乾杯。荒木先生ご持参のドンペリが振舞われた!(ヒィィイイ)
ひとまず乾杯後は“しばしご歓談”となるわけだが、「自分の祝いの席でついでといってはなんですが…」と、唐突にジョージが謎の物体を荒木先生に差し出した。
「これは皆からのプレゼントです! 荒木先生おめでとう! お誕生日おめでとうございます!」
そう、御存じの方も多いと思うが、去る6/7は荒木先生のお誕生日。差し出された品物は素敵セレブ帽と素敵セレブ靴であったッ!
“ジョージ朝倉を祝うめがね会”は一瞬のうちに“荒木飛呂彦先生お誕生日会”へとシフトした。奥様にも麦わらのセレブ帽がプレゼントされる。わ~~~~パチパチパチ。つーかもうしょっぱなからわけわからんなこりゃアハハハと、初めて飲むドンペリの味とこの状況に、ついて行くのがやっとだったこのはむらび…ひとまず荒木先生も奥様も実にうれしそうであった。よきかなよきかな…。
![]() ちなみに料理を盛った皿は100均で購入(…) |
ドンペリの他にも大変美味なワインがふるまわれた。ほんとに美味だったので、ついガブガブと呑みまくってしまった無遠慮なこのはむらび。しかし極度の緊張からか、呑めば呑むほど覚醒していくではないか…。そんな酒豪と化したはむらびのグラスに、何度もワインを酌んでくれたお方は、真向かいに座られていた荒木先生だった。(ありえないッ!
何これ夢!?) |
なごやかにお誕生日会ムードが続くも、そろそろ軌道修正を図るため、めがね陣は場を仕切り始めた。
「それではぼちぼち皆で用意した、ジョージへのプレゼントをお披露目しましょうか」
わぁ~なんだろね、なんだろね? と急にそわそわし始めるめがね陣。こいつら一体何をやらかしてくれるのかとジョージもワクワク顔だ。怒涛のネタアイテムを出す順番も決めている。段取りはバッチリだ。いよいよ始まるぜ!?
だがその段取りは次のひと言で一気に崩壊する。
荒木先生 | 「あの“タオル”はまだ出さないの?」 |
ジョージ | 「えっ、タオル?????」 |
ズギャーーーーーーーン! 荒木先生! いきなりネタばらしてどないすんねん!
「そ…それは最後に粗品として、お土産として渡す予定だったアイテム…」
と、仕掛け人のめがね陣は凍りつき、総ジョジョ立ち。事前の段取り打ち合わせが裏目に出てしまうとは…。荒木先生のおちゃめな天然ボケに翻弄されつつ、めがね陣は全然なってないアドリブで対処し始めた。
めがね陣 | 「こっここここれ、最後に渡そうと思ったんだけど、ジョージも今後色々なところに挨拶するシーンも増えるだろうと、めがね会で名刺代わりになるものをこしらえてみたよ!」 |
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バァアアーーン! 突如、流しの下に隠されていた巨大な箱が出現! “「恋文日和」第29回講談社漫画賞 少女部門受賞記念”と、赤字でいやらしくプリントされた粗品タオル×100枚であった!! |
無駄に数は多いが、なんと実用性の高い庶民アイテムッ! 汗をぬぐってもよし台布巾にしてもよし風呂で金隠しとして使ってもよし! いつまでたっても庶民的なマンガ家ジョージも大喜び。実はこのタオル、さりげなく小林事務所内の台所の流しやトイレにもセッティングされていたのだった…。演出ですわ、受賞作家という暗示への…演出……ウフフ (しかし暗示にかかっていたのはゴージャス☆荒木先生だった!?)
ネタアイテムの予定外のフライングに一瞬動揺したものの、進行はここから一気に加速していく。
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